愛・地球博開幕から17年。愛・地球博当時の市民参加の思い出や成果、そしてそこから始まった取り組みを、展示体験ブース・ステージ・シンポジウムなど様々なかたちで紹介するイベント「EXPO地球市民の集い」が、3月26日(土)・27日(日)に愛・地球博記念公園・地球市民交流センターで「モリコロパーク春まつり」と同時開催されました。

初日の26日は大雨で来場者の大半が元関係者や万博ファンでしたが、午後に開催されたシンポジウムでは、中村利雄 元博覧会協会事務総長や古澤礼太当センター・前副理事長が出演し、「愛・地球博のレガシー(遺産)とは何か?」というテーマで意見交換がされました。参加者からは「愛・地球博」の想いや成果を、愛・地球博を知らない次世代へどのようにつなげていくか?という質問が挙がりました。

当センターは2日間ブース出展し、愛・地球博当時の活動やNPO法人化後に行われた様々な活動をパネルとビデオで紹介したほか、快晴となった27日には、万博瀬戸ボラせんの会のメンバーによる「缶バッジ&バルーンアート」が行われ、親子連れなど、多くの市民の方々にご参加いただきました。

また、2日間開催されたスタンプラリーでは、当センターで募集したボランティアが会場内に5か所設置されたポイントの運営補助として活動しました。

その他、愛・地球博ボランティア後もグループで活動を続けている、森林を守るバナナくらぶ、わくわくFRIEND’S、作楽っ子が出展し、紙すき体験や工作教室を実施しました。

「EXPO地球市民の集い」&「モリコロパーク春まつり」はこの2日間で終了しましたが、地球市民交流センター・体育館で3月26日から始まった「愛・地球博記念特別展示会2022」は、4月10日(日)まで引き続き開催されております。

愛・地球博やその当時に生み出された技術や知恵、つながりが発展し、現在のわれわれの日常生活の中にも密接に関わっております。これら愛・地球博の成果を未来へどのように持続・継承していくかが今後の課題として提起されるイベントでした。

シンポジウムの様子はYoutubeで公開されております。

ホームページ(https://expo-chikyu.com/からもアクセスできます。

愛・地球博記念特別展示会2022

愛・地球博ボランティアセンターブース

愛・地球博ボランティア活動紹介パネル展示

ボランティア活動紹介パネル&デジタルサイネージ

 

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